本作は、モーショングラフィックスを空間上に描く試みである。その動きは全体を俯瞰する場合は不変であり、ある1点に注視する場合は上昇と下降を滑らかに繰り返し、個別の波形を追って視線を動かす場合は振幅が徐々に小さくなり消えていく、という見方により異なるものとなる。死が近いと感じるのはいつだろう。明日や1年後はそうだろう。では数十年後なら?普段それを忘れていないとしても、生きている今と死の訪れたいつかを断絶したもの、ある瞬間に明確に切り替わるものだと捉えていないだろうか。これは『死への連続性』の問いかけである。死は生とグラデーションでなめらかに続いていて、今この瞬間も死にゆく過程の一瞬が今なのではないだろうか。肉親の死をきっかけにそんなことを考えながら制作した。

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Planning + Design + Hardware Engineering + Programming
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6/10,11の2日間に開催された『OKAZAKI LOOPS 2017 | 京都岡崎音楽祭』というイベントで、アート/エンターテイメント作品展示エリア『音をとらえる』展の企画運営を松倉早星、塩谷舞、と担当しました。

展示作品は以下の8点。(敬称略)
・『Garden of Russolo』スズキユウリ
・『Scratching the surface of a rainbow』八木良太
・『Multiface-Uniformity』 國本 怜
・バシェ音響彫刻修復後の『桂フォーン』京都市立芸術大学
・『主人なきタップシューズ』杢保 順也(ripple effect)
・『lumen』Koji Kimura ( STARRYWORKS inc. ) 
・『Polyphonic Drawing』Infobahn Design Labo. x moff
・『loopspool』1→10drive, Inc. ※サテライト会場のJR京都伊勢丹に展示

『Garden of Russolo』などのアイコニックさもありつつ、一方では『lumen』『Polyphonic Drawing』などのVR・ビジュアルプログラミング・キネティック・ホログラフィックをはじめとしてテクノロジーを武器とした音楽の新体験への挑戦どもあり、当イベントの本丸である音楽ライブ群にも負けない多様さを持った、アート好きからテック/インタラクティブ系好きまで楽しんでいただける展示になりました。

『Garden of Russolo』『主人なきタップシューズ』では子どもたちが見て不思議がっていただいたり、『Polyphonic Drawing』ではご年配の方がVR初体験して未来感に驚愕していただいたり、『lumen』は屋外の目立つ位置にあり行列が行列を呼び最大1時間待ちの行列ができ通りすがりの海外の方が体験して「これどうなってるの?」と興味をもっていただいたり。

普段、広告だとしてもイベントでの展示だとしても、違う属性の人に届けるというのはなかなか苦労するものなので、それが今回はとても良い文化的交流がごく自然に行われたように思い、京都岡崎という土地とロームシアターという場の力、ひいてはOKAZAKI LOOPSという他ではないこの場所で土地の名を冠したイベントの目指すものの一端を垣間たような気がします。

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Planning + Management
Credit
  • Subaru Matsukura : Planning, Management
  • Mai Shiotani : Planning, Management
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2017.02 Installation

奈良県で行われているイベント「しあわせ回廊 なら瑠璃絵」にて、東大寺ミュージアムの前に並ぶ20体の行灯からなるYoshimitsu Kiyotaさんのインスタレーション作品「呼吸の灯り」の制作に参加しました。照明・音響のセンシングや制御のためのハードウェアとプログラミングを担当しました。

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Programming + Hardware Engineering + Technical Direction
Credit
  • Yoshimitsu Kiyota : Artist
  • Ayumi Imamichi : Art Department
  • Akira Ito : Prototyping, Technical Adviser
  • Kasumi Nishigaki : Assistant Engineer
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2016.12 Event, Presentation

株式会社ロフトワーク様の京都オフィス兼コワーキング&ファブスペースMTRL KYOTOでのイベント「インスタレーションのつくりかた by インスタ部」で登壇し、Infobahn Design Labo.で制作した「KITchen」デモシステムのテクニカル視点でのプレゼンテーションを行いました。

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Presentation
Credit
  • Takuto Onishi : Moderate
  • Hirokazu Fujioka (1-10design) : Presentation
  • Naohide Matsunami (antymark) : Presentation
  • Fumiki Yoshioka (FLAKWORKS) : Presentation
  • Toyoshi Morioka (instabu / 1-10drive) : Presentation
  • yohawing (AID-DCC) : Presentation
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2014.12 Event, Illumination

京都のローム本社ビル周辺で行われたクリスマスイルミネーションイベントの一環で、インタラクティブコンテンツを制作しました。

設置した3台のタブレットを操作して、正面のLEDディスプレイと地面のLEDボールの音と光が同期した演出を楽しむ感じのコンテンツです。
ディスプレイの大きさは9m×13mなのでむっちゃ大きい!デカさは正義。
輝度のコントラストはプロジェクションより出るのでキラキラ感はLEDならではです。

Direction/Programming/Motionは僕で、デザイン/イラストはRumiko Matsumoto、BGM/SEはAyako Taniguchi、機器周りはこのイベント全体の機器類をやってるハートスさん、とご一緒しました。

Role
DIrection + Programming + Motion design
Credit
  • Client : ROHM
  • Design, Illustration : Rumiko Matsumoto
  • Sound : Ayako Taniguchi
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2014.02 Event, Installation

2014年2月に東京お台場で行われた、FITC Tokyo 2014というイベントでTheインターフェースの展示を行いました。dotFesの時からほぼ全て作り直しバージョンアップしています。

Role
Technical Direction + Programming
Credit
  • Akira Ito : Core Planning, Technical Direction, Hardware maker, Programming
  • Takuto Onishi : Technical Direction, Programming
  • Toyoshi Morioka : Programming
  • Hisae Itsukushima : Programming
  • Hiroshi Kuboe : Design
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