6/10,11の2日間に開催された『OKAZAKI LOOPS 2017 | 京都岡崎音楽祭』というイベントで、アート/エンターテイメント作品展示エリア『音をとらえる』展の企画運営を松倉早星、塩谷舞、と担当しました。
展示作品は以下の8点。(敬称略)
・『Garden of Russolo』スズキユウリ
・『Scratching the surface of a rainbow』八木良太
・『Multiface-Uniformity』 國本 怜
・バシェ音響彫刻修復後の『桂フォーン』京都市立芸術大学
・『主人なきタップシューズ』杢保 順也(ripple effect)
・『lumen』Koji Kimura ( STARRYWORKS inc. )
・『Polyphonic Drawing』Infobahn Design Labo. x moff
・『loopspool』1→10drive, Inc. ※サテライト会場のJR京都伊勢丹に展示
『Garden of Russolo』などのアイコニックさもありつつ、一方では『lumen』『Polyphonic Drawing』などのVR・ビジュアルプログラミング・キネティック・ホログラフィックをはじめとしてテクノロジーを武器とした音楽の新体験への挑戦どもあり、当イベントの本丸である音楽ライブ群にも負けない多様さを持った、アート好きからテック/インタラクティブ系好きまで楽しんでいただける展示になりました。
『Garden of Russolo』『主人なきタップシューズ』では子どもたちが見て不思議がっていただいたり、『Polyphonic Drawing』ではご年配の方がVR初体験して未来感に驚愕していただいたり、『lumen』は屋外の目立つ位置にあり行列が行列を呼び最大1時間待ちの行列ができ通りすがりの海外の方が体験して「これどうなってるの?」と興味をもっていただいたり。
普段、広告だとしてもイベントでの展示だとしても、違う属性の人に届けるというのはなかなか苦労するものなので、それが今回はとても良い文化的交流がごく自然に行われたように思い、京都岡崎という土地とロームシアターという場の力、ひいてはOKAZAKI LOOPSという他ではないこの場所で土地の名を冠したイベントの目指すものの一端を垣間たような気がします。