京都岡崎の地下空間にて若手作家による映像展示「B1 MIRAGE -地下の蜃気楼-」を照明による空間演出を行いました。イベント「岡崎明治酒場」の一角で、場所は京都市美術館付属棟地下。85年間一般人が入ったことがなかったそうです。

空間の主は映像なので、照明はあくまでアンビエントに。コンセプトとしては『蜃気楼』というキーワードから『現実からの投影であること』『ゆらぎ一瞬たりとも全く同じ瞬間がないこと』などをイメージし、ジェネラティブなアプローチでリアルタイムに光をコントロールすることにチャレンジしました。

技術的には、複数系統で合計約50m、室内と室外で場所の特性と表現にあわせて2種類のLEDを使用。LEDをTouchDesignerからArt-Netで制御するシステムを作り、カメラからリアルタイムに映像を取り込みソースとして光のパターンを生成することで『蜃気楼』のテーマを表現しました。

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Role
Lighting Designer + Hardware Engineer + Programmer
Credit
  • Nue Inc. : Producer
  • 1→10 Inc. : Special Thanks
  • StarryWorks Inc. : Special Thanks
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