2019.03.07 Note

先日行われた京都精華大学の卒業展示に行ってきました。以前は会場が京都市美術館だったのですが、美術館が工事に入ったため去年から大学が会場になっています。会場が美術館でなくなったことをネガティブに感じる学生も中にはいたそうですが、例年見ている側としては大学になった事によるメリットもあるなと思っています。設営の準備期間が取りやすくなったこと、移動のしやすさから物理的に大きなものを設置しやすくなっていること、そもそも一人当たりが使えるスペースが増えていること、などです。

一般的な展示はある意味何かが目的で行くものだし、卒展はある種特殊な場なように思います。作品数がとても多く並ぶので、どうしても、ともすればサーっと見てしまうし、その中で足を止めさせるということはまず何より重要。そのために物理的な大きさというのはそれだけで前を通り過ぎるためにかかる時間が伸びるのである意味究極に単純で有効な方法だなと毎回思います。素晴らしい思索も、これだけの数があるとどうしても視覚的インパクトなしには埋もれてしまいがちというか。

そんな中人文の論文も正直初めて少しちゃんと見て回ったのですが、個人的に興味を惹かれるものもあり、しかしそれもどうしても展示が小さくてともすれば気づかない、勿体無いなと思いました。もちろん、ただ机の上に論文冊子を並べるでなく空間として工夫したりはしているのですけどね。

以下、写真が撮れていた作品の中からいくつか。



Akinori MIYAKE 《うちの猫》


Jasmine NODA 《記憶のスワン 04 / 祈祷》


Kaoru MIYAMOTO 《25000時間》


Moeri HAYAISHI 《motto》



Tomo KOIKE 《せいかのっく・ぷろじぇくと》


Natsuki SHIBATA 《地蔵双生児》


Masato NAKANO 《Seventh sense》


Karenina OBRI 《String Theory》


Ryusei SAKURAI 《It’s you, but not you.》


Kaya KAWAHARA 《PROCESS》


Sawako KATAOKA 《私は名器》


Yuto KATAYOSE 《seem to》


Nanami TOMIOKA 《memory》


Akio ONISHI 《何だって分かる、自分のこと以外なら》


リュウガイ 《文化現象としての毛 〜無毛美について〜》


山本初音 《わいせつ物と表現の自由》


屋外にあったライブペイント

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