2019.03.13 Note

先週のしいたけ占いで「絶望的にくだらない映画を観る」ように言われました。絶望的にくだらない映画ってなんだっけ。何があったか。もちろん個人によって価値観や面白いポイントは違うので誰にとってくだらないのかという問題はあるんだけどただくだらないのではなく絶望的にくだらないというからにはおそらく価値観や趣味嗜好の異なる幾人もの多くの人々にとってくだらない映画がそうであるということは一つの構成要件ではあるのでは無いかなと思いました。

個人的には家族モノの映画と恋愛モノの映画がとても苦手というかまず観ないのですがそれはそれで自分の趣味では無いというだけであって絶望的にそれらの映画がくだらないと思っているかというと別にもちろんそうでは無いです。ではなんだろう。僕にとって絶望的にくだらない映画とは。

アマゾンプライムで評価順に並べて上から順番に観てみるということを時々セレンディピティを目的としてやるんですが、今回はその逆に低評価なほうから観てみたりしたらいいのかなと思ったんですが残念ながら全くそういうソートには対応していないのでできません。

ちなみに苦手でいうと、ミュージカル系の映画が苦手です。歌って踊ってなくていいから早く話を進めてくれ〜〜という気持ちになります。なのでいくつか個人的に辛い映画は思い出すものの、それもまたあくまで個人的趣向であって、そこにはいわゆる名作と言われるものも含まれていますし、それらが絶望的にくだらないというつもりはないです。僕がミュージカル映画が苦手なだけです。

そもそも記憶に残っている時点である程度マシな映画な気がします。おそらく本当につまらない映画は記憶にすら残っていないものが多数なんだと思います。試しにfilmarksにつけている映画ログを見返すとそもそも観たことすら覚えていない映画がいくつもありこれはもしかしてつまらなかったのか、と思う次第ですが、まあどうなのか。B急映画は結構好きなので絶望的にくだらないとは言えない。何ならくだらなさを意図して作られているわけでそのくだらなさが楽しいというか。それって全然絶望的ではないわけです。もっと真剣に作られて本当につまらないみたいなものではないと絶望しないような気がします。

ここまで言ってふと思ったのですが、無意識のうちに「つまらない」と打っていました。が、テーマは「くだらない」です。無意識に変換していましたが、「つまらない」と「くだらない」は違う気がします。つまらない映画とくだらない映画。似ているようで違う。

個々人のオススメの映画というのももちろん面白いですが、「絶望的にくだらない」というテーマで思いの外思索が深まったというか、メタに考えるとなかなか面白いテーマなように思いました。

ちなみにわかりやすく他人が教えてくれるそれっぽいものとしては、ゴールデンラズベリー賞いわゆるラジー賞があります。試しに前回はなんだったのかなと思うと

2018年(第39回)
最低作品賞:『Holmes & Watson』[9]
最低主演男優賞:ドナルド・トランプ(『Death of a Nation』『華氏119』)[9]
最低主演女優賞:メリッサ・マッカーシー(『パペット大騒査線 追憶の紫影』『ライフ・オブ・ザ・パーティー』)[9]
最低助演男優賞:ジョン・C・ライリー(『Holmes & Watson』)[9]
最低助演女優賞:ケリーアン・コンウェイ(『華氏119』)[9]
最低映画監督賞:イータン・コーエン(『Holmes & Watson』)[9]
最低リメイク・パクリ・続編映画賞:『Holmes & Watson』[9]
最低スクリーンコンボ賞:ドナルド・トランプと彼の尽きない卑小さ(『Death of a Nation』『華氏119』)[9]
最低脚本賞:『フィフティ・シェイズ・フリード』[9]
名誉挽回賞:メリッサ・マッカーシー(『ある女流作家の罪と罰』)[9]
バリー・L・バムステッド賞:『ビリオネア・ボーイズ・クラブ』[9]

あたりのようで。この辺りから攻めたらいいのかな〜と思いつつ。くだらないけどつまらないわけではない映画が見つかるのかも?という気もしました。

で、何観ようかな〜。

Photo by Glen Carrie on Unsplash

2019.03.11 Note

表題の通りですが、先日公開された映画であるスパイダーマン:スパイダーバースを観てきました。結論から一言で言うともうめちゃくちゃ最高です。最高ですってきっとみんな言うと思うので平凡な感想なんですが本当に良い。では何が良かったのか考えてみましょう。ちなみにアートブックも買ってしましました。買って損なしだと思いました。

マーベルの映画というとアベンジャーズシリーズを軸に今はユニバースが進んでいて、マーベルシネマティックユニバースいわゆるMCUですね。僕はあれ大好きで全部みているんですがもはや現在20本くらいやっていて、もうついていけないよ、知らないよ、という気持ちに皆をさせています。もちろんついて行っている人は全く問題なくついて行っていて、此の期に及んでも去年はブラックパンサーやらめっちゃ面白いのを作ってくれるし、色々勢いに陰りがとか言われていつつもそれも含めてうまく運用してシリーズを続けていると思います。でもだからこそ今から追いつけないよ!という気持ちでマーベルっていうだけで拒否反応を示す人もそれなりにいます。

でも大丈夫、このスパイダーマンは実写スパイダーマン(アベンジャーズにも合流してるやつ)とは別の世界で、MCUに合流することはないでしょう。っていうかまず実写じゃないし。なので大丈夫です。フーディでブラックカラーのマイルススイパイディは超良い。グラフィティとかエアジョーダン1とかストリートカルチャー盛り盛り。そこにテック系の人なら大好きなグリッチ盛り盛り。

マルチバースのそれぞれのスパイダーマンはもともと過去のコミックスが実際にあったものから登場しているようです。スピード感も最高だし、スパイダーマンでは定番のビルから飛び降りるシーンの空間も見事に空間や高さみたいなものが描かれています。色もビビットで最高だし。自分はなんで3DCGをやってこなかったんだろうという気持ちになりました。多分だけど今のリアル系CGってプリレンダはある意味もうこれ以上は驚きがないと思うんですね。今でもう実写と見分けがつかないし、写実性という意味では十分なところにきている。ということは西洋絵画が辿った道のように、写実から離れるのが次の道で、この作品はその一歩をものすごいジャンプして大きな一歩を踏み出したという感じがしました。

何が良かったのか考える前に時間が終わってしまいました。とりあえずみんな観ましょう。

トップの画像は公式サイトのOG画像から引用しました。
映画『スパイダーマン:スパイダーバース』 | オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ

2019.03.08 Note
test alt

思えば小学校の頃に年賀状というものを書き始めて何故かマメに毎年書き続けていたんですがいつの頃からか枚数が増えすぎてなんだか無駄に感じてきて同時にインターネットの台頭というかツイッターとかフェイスブックとかで知ってはいるけど住所は知らないみたいな人も増えてきていつかはわからないけど年賀状を書くのをやめました。それでもかなり小学校の頃から大人になっても枚数は減らしても続いていたとは思います。でもなんかなんだろうある年からやめました。もしかしたらあれはちょうどじーちゃんが亡くなった年からだったのかもしれないしそうでもなかったかもしれないしそのあたりは曖昧ですが。

そんな中でもこちらから出していないのに頂いていた方々もおり、送り返さなきゃと思いながらどうにもそこまで気力が及ばず一度途切れてしまったものはしばらくその後数年途切れました。年始にリリースする案件がある年が続いたということもあるかもしれません。割と例年除夜の鐘をオフィスで仕事をしながら聞くような年が続いたような気もしますし。

そういう訳で大変久しぶりに年末年始に少し時間があったので寒中見舞いを作りました。今までは自分で簡単なデザインをしていたのですがその方式にも少しいやかなり飽きていたようにも思うので新しい試みとして友人のハクイケイコに依頼してアートワークを描いてもらいました。素敵なアートワークをハクイさんありがとう。

とはいえ少し空いていたとは言っても年賀状の時期はどうしても忙しいので結局諦めて、寒中見舞いということなら1月いっぱい、2月頭はまだいけるということで、寒中見舞いということにしました。これなら頂いたものにも返せるし。

やめてしまったきっかけの一つとしてふと今思い出したことがもう一つ。小学校から何故か続いていた小学校時代の校長先生が数年前に亡くなりました。こちらから送ったものに喪中で返ってきた記憶があります。小学校時代も別に絡みは全くなかったしなんなら一度も直接会話をしたことはきっとなかった気がします。卒業以降も一度も母校を訪問とかしてないですし一度もお会いしていない。けれども何故かずっと年賀状のやりとりのみ続いていたのです。それはそれで面白いと思っていました。子供時代が一つ終わったような気がしました。もちろん自分の年齢はとうに子供ではないのですが何か一つ精神的な子供時代が一つ。

そうやって最後にやっと全ての子供時代のつながりを失った時に初めて大人になる、なってしまう、ならざるを得なくなるのかな、とか思ったり。

More